奈良期創建、秀吉・家康が寄進、明治期天井画、海軍工作神社
八幡神社 神奈川県横須賀市久里浜2-17-8
[住所]神奈川県横須賀市久里浜2-17-8
[電話]046-835-3713

八幡神社(はちまんじんじゃ)は、神奈川県横須賀市久里浜にある神社。久里浜八幡神社とも。参拝すれば、御朱印を頂ける。

奈良時代の養老4年(720年)の創建と伝わる。御祭神は応神天皇。この付近は、古墳時代の部落があり、土器片や埴輪のかけらなどが採集されている。

いわゆる八幡神社遺跡石棺墓である。ここは久里浜湾口の砂堆地帯ではなかったかと推測され、この砂堆を中心に、古代の村が広がっていたと想像されている。

天正18年(1590年)、豊臣秀吉は小田原攻めにより北条氏を滅ぼし、鶴岡八幡宮に祈願し、栗浜と呼ばれた現在の久里浜の当社に米3石を寄進した。

このように武家に厚く信仰され、江戸時代には徳川家康から3石の社領が寄進され、以後も代々の将軍から12枚の御朱印状を受けた。

拝殿正面の社名額の文字は、太政大臣三条実美の筆(1837年-1891年)。社殿天井画は 板墨画龍図天井と呼ばれ、市指定重要有形文化財。

明治14年(1881年)、長島雪操、64歳の筆になるもの。長島雪操(ながしませっそう。1818年-1896年)は、長島尚賢とも。久里浜の名主で文人画家として生きた人。

雲気の表現などに通有の手法が認められる。本作品は大作であるとともに、背景に墨を入れて雲気を表現し、あわせて明暗対比効果によって龍を浮かび上がらせている。

例祭は7月20日に近い土・日曜日で夏季大祭。八雲祭(やくもさい)とも。湯立て神楽・神輿渡御が行われ、久里浜の夏祭りの一つ。

9月に秋季大祭がある。6月30日が夏越祭で、12月とともに「茅の輪くぐり」が行われる。1月1日が元旦祭、2月に初午祭が、3月に祈年祭があり、11月23日が新嘗祭。

境内社に、海軍工作神社がある。詳細は不明だが、5月22日が例祭のようだ。なお、当社は市内佐原の御霊神社などを兼務しており、御霊神社の御朱印も当社で頂ける。

【ご利益】
厄災除け、無病息災、身体壮健
八幡神社 神奈川県横須賀市久里浜
【関連記事】
神奈川県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、神奈川県に鎮座している神社の一覧
八幡神社 神奈川県横須賀市久里浜の御朱印