江戸初期から福田稲荷とともに崇敬された神、平成に社殿造営
[住所]東京都中央区日本橋本町4-4
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両社稲荷神社(りょうしゃいなりじんじゃ)は、東京都中央区日本橋本町にある神社。御朱印の有無は不明。

創建年代は不詳。しかし、江戸時代初期より、福田稲荷神社とともに当地界隈の商人や町人に崇敬されたと伝わり、その時には存在していたことになる。

京都伏見稲荷大社の流れを汲み、正一位の神階を授けられたという。平成5年(1993年)、老朽化が進んだため、奉賛会が設立され、改築した。

平成25年(2013年)12月、隣接するビル建替工事のため、一旦取り壊すことになり、御神霊は神田神社に仮遷座し、例祭は神田明神で再興された。

平成28年(2016年)11月、奉賛会など広く寄進を募り、新たな社殿の造営が行われた。従来通りの東立向拝宮、鳥居は朱塗りの明神鳥居となった。

平成29年(2017年)3月、遷座祭が斎行され、御神霊は神田明神から再び当地に戻った。御祭神は宇迦之御魂神(倉稲魂命)と思われるが、不詳。

なお、同名の神社が、新宿区榎町にある。

【ご利益】
商売繁盛
両社稲荷神社 東京都中央区日本橋本町
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