江戸中期の寒川神社旧本殿、夫婦欅、浜降祭の中でも最重量の神輿
[住所]神奈川県高座郡寒川町倉見46
[電話]0467-74-8376

倉見神社(くらみじんじゃ)は、神奈川県高座郡寒川町倉見にある神社。近代社格では村社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

創建年代は不詳だが、小田原北条家家中、中山彦八郎が倉見村を知行していた際、神明社(天照皇大神)、熊野社(熊野加武呂伎命)の両社を勧請したと伝えられている。

よって、戦国時代から安土桃山時代にかけての創立と考えられるが、それ以来、倉見村の鎮守として尊崇されたという。

明治2年(1869年)、神明社と熊野社の両社に、部落内の数社を合祀して倉見大神と改称、明治6年(1873年)には村社に列した。

明治28年(1895年)、相模国一宮である寒川神社の本殿造営に際して、旧殿の払下げを宮内省の許可をとり、倉見大神の本殿とし、併せて幣殿、拝殿も改築した。

この寒川神社旧本殿は、江戸時代中期の寛保元年(1741年)の建築で、十二支をはじめ、花、馬、獣などの彫刻があり、見事なもの。町の重要文化財に指定されている。

昭和18年(1943年)11月、現社号に改称し、神饌幣帛供進社に指定された。昭和28年(1953年)12月に宗教法人化した。

昭和48年(1973年)、社務所と職舎を建設、昭和49年(1974年)には本殿の瓦葺を銅板葺とした。

例祭は10月2日で例大祭。もともとは歌舞伎、神楽、芝居などが行われた。昭和54年(1979年)に神輿が奉献され、現在は9月15日に神幸祭が行われている。

また、当社は当社は毎年7月の海の日に神奈川県茅ヶ崎市西浜海岸で行なわれる浜降祭(はまおりさい)に参加する一社である。

上述の昭和54年製、東京台東区眞如堂造の当社神輿は銅体彫刻合メッキ、屋根ウルシ塗で、浜降祭参加神輿の中でも最重量ともされている。

他に、2月17日が春祭で、7月17日には虫送祭があり、11月23日が秋祭・七五三祭。

境内社に浅間大神(木花之佐久夜比賣命)がある。天正年間(1573年-1593年)、高木甚太郎が倉見村に陣屋を構えていたおり、浅間大神を勧請したと伝えられている。

浅間大神は、明治16年(1883年)2月、社殿の損傷甚しく、石碑が建立された。昭和60年(1985年)10月には、石碑に亀裂が生じたので、修復された。

境内にある夫婦欅は樹齢300年以上と推定され、根廻り9メートル、根元から約2メートルのところで、二股に別れている。

幹廻りは大きい方が5.2メートル、小さい方が2.6メートルで、高さは約20メートルあり、町内でも有数の大ケヤキ。町の文化財(天然記念物)に指定されている。

【ご利益】
開運招福、厄災除け、安産、家内安全
倉見神社 神奈川県高座郡寒川町倉見
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