越前松平家ゆかり、区内唯一の八幡、谷崎も『幼少時代』で記述
[住所]東京都中央区日本橋蛎殻町1-7-7
[電話]03-3669-4658

銀杏八幡宮(いちょうはちまんぐう)は、東京都中央区日本橋蛎殻町にある神社。御朱印の有無は不明。社務所は整備されているが、基本的には無人。

創建年代は不詳。江戸時代中期の正徳3年(1713年)、江戸城常盤橋御門内に用地を拝領した福井藩越前松平家上屋敷の鎮守として祀られたという。

安永4年(1775年)9月27日、社殿への遷宮があったと伝えられ、社号は当時あった樹齢3-400年の大銀杏に由来する。

明治維新の後、蛎殻町民の希望により、町の鎮守となった。文豪谷崎潤一郎は『幼少時代』において、当宮のお神楽が月に一度の楽しみだったと記している。

社名の由来だった大イチョウは大正12年(1923年)の関東大震災で枯死。終戦後、教派神道十三派の神道大教に所属、昭和25年(1950年)12月に宗教法人化した。

正式な法人名は「神道大教銀杏八幡宮」。神道大教院と関係する。御祭神は誉田別尊。区内では摂末社を除き、八幡神を御祭神とする唯一の神社である。

昭和25年(1950年)に奉納された手水舎の水盤には、越前松平家ゆかりのためか、葵の御紋が彫り込まれている。

例祭は8月中旬の土・日曜日で、3年ごとに例大祭が行われ、蛎一南部と北部の2町会による神輿渡御がある。子供神輿の相撲力士とお囃子山車もついた江戸下町の祭り。

境内社に、銀杏稲荷神社(豊受大神)がある。当宮よりも創建は古いといわれているが詳細は不明。社頭の社号標は両社が同格で並べられており、鳥居をくぐればこの稲荷社が正面にある。

なお、台東区浅草橋には当社名とよく似た銀杏岡八幡神社があるが、当社とは別の神社。

【ご利益】
厄災除け、家内安全、地域安全、身体壮健
銀杏八幡宮 東京都中央区日本橋蛎殻町
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