報恩寺と常楽院の境内5社が合社、社名は境内地にあった御神木から
[住所]東京都青梅市今寺1-530
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常磐樹神社(ときわじゅじんじゃ、常盤樹神社)は、東京都青梅市今寺にある神社。近代社格では村社。御朱印の有無は不明。

報恩寺境内にあった熊野権現、山王権現、稲荷大明神、天満天神と、常楽院境内にあった若宮八幡宮とを、明治2年(1869年)、当地に合社、植竹神社と称したことに始まる。

明治3年(1870年)、境内に御神木として、周1丈2尺あまりの樫の老樹があるため、現社名に改称。明治6年(1873年)、村社に列した。

『新編武蔵風土記稿』今寺村の条の報恩寺には、境内社として「山王社」「神明社」「稲荷社」が記載されている。

また、常楽院には、「八幡社」がある。熊野権現と天満天神は不詳で、『新編武蔵風土記稿』の「神明社」もよく分からない。

御祭神は、伊弉那美命・速玉之男命・事解之男命・熊野樟日命大鷦鷯尊猿田彦命字賀之御魂命大宮此売命大山咋命菅原道真公・天照皇大神建速須佐之男命

境内面積は377坪(1244平方メートル)、例祭は4月1日。現在は4月第1土・日曜日で、日曜日は「春の大祭を楽しむ会」と銘打たれ、山車の引き回し、子供会による神輿の練り歩きなどがある。

2月3日に節分祭がある。夕方、暗くなってから行われる。蒔く豆を各自が持参するのも特徴的。もっとも、知らない人もいるので、氏子達が用意しているものもある。

各自、拝殿に向かって豆を蒔き、祈願するというのも珍しい。一般的には、拝殿付近から参拝者に向かって蒔き、参拝者は蒔かれた豆を争って拾うような形式が多い。

祈願後、社務所でけんちん汁などが振る舞われ、福引きなども行われる。毎年数百人が参加する。

7月半ばには夏祭りがあり、盆踊りの他、ファミリーゴルフ、輪投げなどが行われる。また、屋台も出る。

【ご利益】
厄災除け、開運招福、家内安全、地域安全、無病息災
常磐樹神社 東京都青梅市今寺
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