元禄期の検地帳に記載された細長い参道、小足立の総鎮守、10月渡御
[住所]東京都狛江市西野川2-33-1
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小足立八幡神社(こあだちはちまんじんじゃ)は、東京都狛江市西野川にある神社。近代社格では村社。現在は伊豆美神社の兼務社。御朱印の有無は不明。

創建や由緒は不詳。御祭神は品陀和気大神。江戸時代前期の元禄10年(1697年)の小足立村検地帳に八幡宮参道とあり、細長い参道がその当時より存在していた。

『新編武蔵風土記稿』小足立村の条に「八幡社」とあり、除地四畝、小名箕輪田にあり村の鎮守なり、纔なる社にて東向き、上屋は茅葺二間半に一間半餘村持」と記載されている。

明治4年(1871年)、村社に列し、狛江の旧6ヶ村の一つ、小足立の総鎮守として崇敬された。境内社に稲荷神社がある。

例祭は10月10日。神輿渡御がある。江戸期以来の長い参道から宮出しされる。旧6ヶ村の鎮守6社の例大祭は9-10月に集中しており、当社はその最後を飾る。

翌月の11月には狛江市民まつりがあり、当社を含めた6社の神輿が勢ぞろいする。

【ご利益】
厄災除け、病魔退散、地域安全
小足立八幡神社 東京都狛江市西野川
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