平安期創立の氷川社と田中八幡が明治に合併、奇譚伝わるイチョウ
[住所]東京都文京区小日向2-16-6
[電話]03-3941-7894

小日向神社(こびなたじんじゃ)は、東京都文京区小日向にある神社。近代社格では村社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

江戸川橋駅から服部坂を登った先の高台にある当社は、氷川神社と八幡神社を合祀して、明治2年(1869年)5月に現社号に改称して改めて創立した。

氷川神社(建速須佐男命)は、平安時代の天慶3年(940年)春、当時の常陸国の長官平貞盛が、この地方を平定して、その奉賛として現在の文京区水道橋2丁目にある日輪寺の上の蓮華山に建立したものである。

八幡神社(誉田別皇命)は、昔の名を田中八幡宮といい、現在の文京区音羽1丁目に鎮座していた。創立は、平安時代前期の貞観3年(860年)春ともされる。

両社合併後の明治5年(1872年)11月、当社は村社に列した。

当社には有栖川宮・小松宮の掛軸や額などがあったが、昭和20年(1945年)5月25日の戦災により、すべて焼失した。現在、残っているものは短刀二振だけである。

戦後、昭和24年(1949年)に仮殿にて復興を果たし、昭和38年(1963年)には現在の本殿が再建された。

当社の氏子区域は、文京区水道1丁目・2丁目、小日向1丁目・2丁目・3丁目・4丁目、関口1丁目である。

例祭は9月第2土・日曜日。山車や神輿が出て、地蔵通り商店街では屋台や盆踊りも開催される。

境内社に、秋葉稲荷神社がある。また、「日本のグリム」と称され、柳田國男『遠野物語』のもととなった民俗学者・佐々木喜善に関する奇譚のあるイチョウの木がある。

このイチョウの木、白く光る女性の顔が浮かび上がるという伝説がある。その顔は見る人によって変わるそうで、過去になんらかの怨みをかってしまった女性の顔になるという。

奔放な恋愛を行っていたとされる佐々木喜善が、恋愛に悩んだ挙句、当社に参詣した。その時、過去に酷い別れをした女性の顔がイチョウの木に浮かび上がったという。

これにより、当社やそのイチョウは心霊スポットとして、その方面でも有名である。

【ご利益】
厄災除け、家内安全、地域安全
小日向神社 東京都文京区小日向
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