商売繁盛、火除けの稲荷、雨乞いの神、往時の遊郭の繁栄ぶり示す
[住所]京都府舞鶴市引土新26
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千野宮神社(せんのみやじんじゃ)は、京都府舞鶴市引土新にある神社。御朱印の有無は不明。

愛宕山の東麓、朝代神社の北に鎮座する。当社の北には本行寺がある。創建は不詳。火除け稲荷や商売繁盛の稲荷とも呼ばれた。

特に雨乞いの神として信仰されていたようで、千野宮のお稲荷さんの日には雨が降ると言われた。当社で祈願すれば、必ず雨になるとも。

舞鶴に海軍の舞鶴鎮守府が置かれるに伴って、明治21年(1888年)から当地に遊郭があり、繁栄した。

現在の鳥居は、大正7年(1918年)に寄進されたもので、おそらくは遊郭を中心とした、朝代界隈の当時の賑わいを示すものとされている。

現在も、当社の玉垣には、遊郭があったことを示す、「ふみ家」「紅春楼」「国の家」「いろは」「君の家」「天橋楼」「一文字」などの名が刻まれ、現存する。

遊郭あるところに神社あり。当社もこの遊郭街の鎮守として、この遊郭街で働く女性の祈願所となったのであろう。

昭和28年(1953年)9月の台風により、愛宕山が土砂崩れを起こし、これらの玉垣は一旦倒壊したが、昭和30年(1955年)に再建された。

その後、当地の遊郭街は、昭和33年(1958年)の「売春防止法」施行によって解散したとされている。

現在、引土新自治会(ひきつちしんじちかい)が当社の管理を行っている。

【ご利益】
商売繁盛、火防
千野宮神社 京都府舞鶴市引土新
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