南北朝期に男山を勧請、夏と秋にだんじり曳行、一願成就の御神木
[住所]大阪府大阪市鶴見区横堤2-8-25
[電話]06-6911-1016

横堤八幡宮(よこづつみはちまんぐう)は、大阪府大阪市鶴見区横堤にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

近代社格では村社。正式には八幡宮のみ。公式サイトのドメインは「yahatanomiya.com」。

南北朝時代の延文5年(1360年)9月21日、山城男山の石清水八幡宮より御分霊を勧請、茨田郷横堤村の氏神、産須那神社として創建された。

御祭神は、応神天皇(誉田別尊)、神功皇后(息長帯比売命)、比売大神(多紀理比売命市寸島比売命多岐津比売命宗像三女神)。

江戸時代前期の明暦2年(1656年)9月22日、極彩色の本殿が造営された。幕末から明治初期にかけて、地車(だんじり)が制作された。

明治5年(1872年)、茨田郡横堤村の村社に列し、大正3年(1914年)10月には神饌幣帛料供進社に指定された。

昭和29年(1954年)までには末社として豊栄稲荷大神社が造営された。御祭神は水分神。豊穣・食べること(生きること)を豊かにする神。

昭和30年(1955年)、現社号に改称、昭和48年(1973年)10月には本殿の極彩色への塗り替え修理、幣殿・拝殿の改築が行われた。

平成8年(1996年)10月、阪神大震災で破損した本殿・拝殿の内壁が修復され、内陣を改修、御神体カプセル庫が作成されて奉納された。

平成17年(2005年)までには末社として大地主黒竜大神社が造営された。土地の神として、一願成就の御神木を祀り、木を撫でて祈願する。

拝殿前には、江戸時代後期の天保3年(1832年)建立の浪速狛犬がある。当宮の氏地は、市内鶴見区横堤1-5丁目。

例祭は9月21日で、秋季例祭。10月第3土・日曜日に秋祭、7月第3土・日曜日に夏祭があり、だんじりが曳行される。

1月15日にはお焚き上げ祭(とんど・左義長)があり、2月3日は節分祭で、福男による豆まきがあり、福男(年齢・性別不問)を募集している。

【ご利益】
厄災除け、交通安全、家内安全、安産、縁結び(公式HP
横堤八幡宮 大阪府大阪市鶴見区横堤
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