伊勢の斎蔵があった地、寝屋川以北の鎮守、三十番神宮とも
[住所]大阪府大阪市城東区今福南2-12-31
[電話]06-6931-2668

皇大神宮(こうたいじんぐう)は、大阪府大阪市城東区今福南にある神社。近代社格では村社。今福皇大神宮とも。参拝すれば、御朱印を頂ける。

創祀年代には諸説あるが、平安時代末期、今福村が開発された時に創祀されたと伝えられる。御祭神は、天照大御神

榎並荘今福樋の東南の小丘、伊勢の神宮(伊勢神宮)への神税を納める斎蔵があったと言い伝わる地に鎮座したという。

現在の寝屋川以北の城東区域・旭・鶴見・都島区に当たる榎並一荘の鎮守として、崇祀された。

荘内各村の開発と人口増加に伴い、各村が産土神を祀ったことから、当宮は旧今福村の産土神となった。

南北朝時代、後醍醐天皇の御代に法華神道が盛んに信仰されたことにより、日蓮宗の守護の神々である三十番神を合祀。

三十番神宮と称されるようになり、その社号が安土桃山時代の文禄3年(1595年)の検地帳に見ることができる。

明治維新後、神仏混合が禁じられ、もとの現社号に復し、村社に列した。大正元年(1912年)11月7日、神饌幣帛供進社に指定された。

大正末期まで、境内には樹齢1000年以上と伝わったエノキが数本あったが、現在は枯死している。

現在の社殿は、江戸時代中期の享保2年(1742年)・江戸時代後期の天保13年(1842年)・明治13年(1880年)に改修された。

また、昭和7年(1932年)には、大阪城の設計を手がけた古川重春の設計により、さらに改築され、桃山様式を残す、風雅な流造の社殿となっている。

例祭は10月21日で、秋祭。7月21・22日には夏季大祭があり、露店が出る。当宮の行宮が、当地から1キロほどの地にある。

境内社に、小女郎稲荷社(宇賀御魂神)、今福恵比寿社(事代主命)、天満宮(菅原道真公)、弁財天社(市杵島姫命)、吉松彦七稲荷社(宇賀御魂神)がある。

このうち、小女郎稲荷社はもとは大和川の堤の狐山にあり、大和郡山の源九郎稲荷、和泉の葛葉稲荷とともにその名が称えられ、往時は茶店が連なったと伝わる。

また、道祖神(子授け石神)が祀られている。菅楯彦の阿倍野邸宅に祀られていた天神社(菅原道真公)が本殿入り口前に遷座している。

天保3年(1833年)3月建立の「今福の道標」がある。「左 大阪道、右 のさき、ならいせ道 當村山上講」と刻まれている。三郷橋の樋などもある。

【ご利益】
平穏安寧、開運招福、勝運、学業・受験合格など(公式HP
皇大神宮 大阪府大阪市城東区今福南
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