神功皇后ゆかりの地、500年のケヤキの大樹、初夏にはホタルの乱舞
田川神社 兵庫県姫路市香寺町須加院字北川1440
[住所]兵庫県姫路市香寺町須加院
[電話]079-232-1297

田川神社(たがわじんじゃ)は、兵庫県姫路市香寺町須加院にある神社。御朱印の有無は不明。

延喜式』巻9・10神名帳 山陽道神 播磨国 神埼郡「田川神社」に比定される式内社(小社)。近代社格では郷社。

創祀年代は不詳。神功皇后が棚原山で天神地祇を祀った際、当地で禊ぎをした故事に基づき、創建されたと伝わる。

御祭神は神功皇后。もとは棚原山の山頂に鎮座したが、いずれかの時代に現在地に遷座したという。

奈良時代の天平年間(729年-749年)、行基菩薩が石坐神山に萬福寺を開基し、当社を崇敬したと伝わるため、それ以前には存在していたことになるか。

戦国時代の永正3年(1507年)、赤松一族がこの付近を治め、安土桃山時代の天正6年(1579年)、赤松氏の代官として馬杉五郎衛門が代わって治めていた。

その時、本殿屋根を修理したとあり、拝殿は永禄8年(1565年)の建造だという。いずれも確かであれば、重要文化財以上に指定されていてもおかしくない。

石の大鳥居と灯籠が奥須加院東端に位置し、一の鳥居から社殿までが相当離れており、現在はその面影はないが、往時は相当な大社だった可能性がある。

境内入口にある石造りの高い門柱は、一の鳥居と正対しているともいわれている。

近世になると、大歳大明神・田川十五所大明神などとも呼ばれ、現在までに大年神を配祀する。江戸時代中期の寛保2年(1742年)、本殿が再建された。

明治5年(1872年)、現社号に復し、明治7年(1874年)2月には村社に列した。昭和11年(1936年)9月には郷社に昇格した。

例祭は7月中旬の日曜日で、夏祭。境内社に、山神社、竹生島神社がある。

本殿背後の2本のケヤキが市の天然記念物に指定されている。西側のケヤキが圧倒的に太く、東側は幹周3メートルほど。

さらにその西にある幹周3メートルほどのケヤキとともに、ケヤキ3本が姫路市の保存樹に指定されている。

圧倒的に大きい西側のケヤキは、幹周5.6メートル、根周8.85メートル、樹高37メートル、推定樹齢550年であり、全国69位の大木だという。

境内横を流れている須加院川にはホタルが多く生息しており、毎年5月下旬から6月上旬にはホタルの優雅な乱舞が見られる。

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田川神社 兵庫県姫路市香寺町須加院北川
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