もとは牛頭天王宮、区内最古の鳥居、お伊勢参りの際の狛犬
[住所]大阪府大阪市生野区舎利寺1-2-27
[電話]06-6712-1617

生野神社(いくのじんじゃ)は、大阪府大阪市生野区舎利寺にある神社。近代社格では村社。神紋は木瓜(もっこう)。御朱印の有無は不明。

創祀・創建年代は不詳。もとは牛頭天王宮と呼ばれ、素盞嗚尊を御祭神とする。

明治5年(1872年)、村社に列し、明治42年(1909年)には素盞嗚尊神社に改称した。現社号への変更は、戦後の昭和22年(1947年)。

鳥居は小振りながら、江戸時代中期の宝永7年(1710年)の刻銘があり、区内では最も古い貴重なもの。

鳥居より背の高い大きな歌碑と、エノキ・イチョウの古木が景観を添えている。

拝殿前の一対の狛犬は、江戸時代後期の天保4年(1833年)のもので、お伊勢参りが大流行した江戸期の貴重な記念物。

例祭は7月中旬。地車(だんじり)の曳行がある。舎利寺地車と生野神社地車があったが、現在は主に生野神社地車が曳行し、講が組まれ、有志により運用されている。

境内には末社一宇がある。

【ご利益】
厄災除け、地域安全、家内安全
生野神社 大阪府大阪市生野区舎利寺
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