平安期の創祀、一時期は白山権現、秋祭で200年の伝統ある太々神楽
大形神社 新潟県新潟市東区河渡本町19-25
[住所]新潟県新潟市東区河渡本町19-25
[電話]025-273-4288

大形神社(おおがたじんじゃ)は、新潟県新潟市東区河渡本町にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。オリジナルの御朱印帳がある。

『延喜式神名帳』にある「大形神社(越後国・沼垂郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格では県社

平安時代前期の大同年間(806年-810年)の創祀と伝えられる。御祭神は大己貴神。河渡の産土神である。

昔は、白山権現とも称されていたが、江戸時代、新潟市中央区沼垂の白山神社に組み込まれていたためだという。

表向きは白山とし、実際は大形として信仰されてきたという。神紋は亀甲紋で、御祭神、下記の太々神楽などから、出雲系との関わりが深い。

明治34年(1901年)8月、新松島村・三箇村・日本岡村の三つの村が合併し、当社の名称を採り大形村が発足した。

大形村は昭和18年(1943年)6月1日に新潟市に編入された。昭和19年(1944年)、当社は現社号に復し、その後県社に列した。

例祭は春祭が4月17日、秋祭が9月第1週金・土曜日。秋祭には、太々神楽が奉納される。市民文化遺産に認定されている。

これは、神主を務める寺山家が約200年前から伝承する神事で、年に一度、御神殿の御扉を開き、神職が出雲流の十一舞を舞う。

1月15日には小正月の行事「塞の神行事」がある。

境内末社として、神明宮・稲荷社・古峯社があり、境外社として松園町じゅんさい池の通称龍神さま、上道神社(例祭:6月18日)がある。

【ご利益】
五穀豊穰、開運招福、縁結び(公式HP
大形神社 新潟県新潟市東区河渡本町
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大形神社 新潟県新潟市東区河渡本町の御朱印