江戸前期に新田開発で麹町山王を勧請、5月末に神輿、幸福守
[住所]東京都小金井市本町5-41-36
[電話]042-381-2930

稲穂神社(いなほじんじゃ)は、東京都小金井市本町にある神社。山王稲穂神社とも。参拝すれば、御朱印を頂ける。

江戸時代前期の承応3年(1654年)、当地における新田開発にあたり、江戸麹町山王宮を勧請して山王社、あるいは山王権現と号して創建された。

御祭神は大山咋神。社地3石6斗、別当は真言宗観音寺金蔵院だった。下小金井の産土神として崇敬された。

明治になり、金蔵院は廃寺、独立して、現社号を称した。

稲穂とは、一粒の種子もまけば万倍の粒となることから、全てのことが栄え、成し遂げられるようにと名付けられたという。

社殿は間口3.64メートル、奥行5.46メートル、例祭は4月15日だったが、現在は5月最終土・日曜日。

神輿渡御がある。土曜日の宵宮祭では、桜町方面を回り、当日の日曜日には小金井街道が13時から16時まで歩行者天国になり、盛大に回る。

授与品も豊富だが、中でも幸福守が有名。早稲田実業が校章が稲穂である縁から、甲子園出場を果たした野球部員が身に付けていたことで知られる。

「ハンカチ王子」として一躍時の選手となった、当時の早実エース斎藤佑樹も持っていたという。

境内に疱瘡神社、稲荷神社があり、病気平癒、縁結び、商売繁盛のご利益があるという。

【ご利益】
社業繁栄、家運隆昌、厄災除け、安産(公式HP
稲穂神社 東京都小金井市本町
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稲穂神社 東京都小金井市本町の御朱印