桃山期に石清水を勧請、4月29日に志筑の春祭り、だんじり
[住所]兵庫県淡路市志筑1912
[電話]0799-62-3795

志筑八幡神社(しづきはちまんじんじゃ)は、兵庫県淡路市志筑にある神社。正式には、八幡神社のみか。御朱印の有無は不明。

安土桃山時代の文禄2年(1593年)、石清水八幡宮の御分霊を当地に勧請して鎮座、創立された。

御祭神は、応神天皇玉依比咩神神功皇后

江戸時代初期の慶長17年(1612年)、社殿が造修された。横にある八幡寺が旧別当寺。十三仏の結願所で、虚空像菩薩を祀っている。

明治6年(1873年)、村社に列した。

明治32年(1899年)、社殿を改修、幣殿・中殿・神饌所・神楽殿・拝殿・社務所・氏子休憩所・宝蔵・神輿車庫・手水舎を新築するなど境内整備が行われた。

古来当社は志筑・中田・大町・多賀・尾崎など各地区の産土神で、志筑神社・中田熊野神社の三社巡拝の一社だという。

志筑神社は式内社で、当社と社号が似ていることもあり、混同される場合があるが、別の神社である。

当社の例祭は4月29日。春季例祭で、志筑地区の春祭りとして、当社境内にだんじりが集結し、激しい練りが披露される。

夕刻からは会場を志筑中橋地区に移し、華麗な6基の布団だんじりが集結し、賑わう。「ささげましょ」の掛け声とともにだんじりが掲げ上げられる様は勇壮。

夏にも祭りがあり、夏越の祓いが行なわれた後、湯立て神事が斎行される。境内には茅の輪くぐりが行なわれる。

【ご利益】
厄災除け、病魔退散、子宝・安産
志筑八幡神社 兵庫県淡路市志筑
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