加畑賀茂神社から分祀した式内二座の一座、際立つ夫婦大楠
三島神社 静岡県賀茂郡南伊豆町二條933-1
[住所]静岡県賀茂郡南伊豆町二條933-1
[電話]-

三島神社(みしまじんじゃ)は、静岡県賀茂郡南伊豆町二條にある神社。御朱印の有無は不明。

『延喜式神名帳』にある「加毛神社二座(伊豆国・賀茂郡)」の一座に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。

青野川の西岸、公民館の近くにあり、参道には巨大な樟の木がそびえて、目印となっている。

創祀年代は不詳。『伊豆国神階帳』には「従四位上 加茂の明神」とある。

往古、三島大神事代主命)と溝杙姫命は、伊予から伊豆沖合いの神津島へ渡った後、妻浦の湊に上陸し、その後、加畑賀茂神社に遷ったという。

当社は、加畑賀茂神社から溝杙姫命を分祀したと伝えられている。式内二座は、当社と加畑賀茂神社。

この分祀の時期は不明だが、加畑賀茂神社の創建である平安時代の大同年間(806年-810年)とそう変わらない、という説がある。

そうであれば、『延喜式神名帳』より前であり、当社は後継社ではなく、式内当時からの鎮座となる。

安土桃山時代の慶長2年(1597年)、社殿造営の記録が残る。古来、二條・加納・石井の総鎮守として、三島大明神と称えられ崇敬された。

明治6年(1873年)9月、村社に列した。明治45年(1912年)、村内や境内の村社・無格社を下記のように合祀した。

村社だった加納八幡神社(誉田別命)、石井山神社(大山祇命)、黄宮(八雲神社。 素盞鳴尊)、田村神社(田村神・瓊々杵尊)、無格社貴船神社(高龗神)。

例祭は11月2日。この地域では毎年11月1日・2日に太鼓祭りが行われる。

境内には多くの石祠が安置されている。境内の大楠は夫婦大楠とも呼ばれ、町の天然記念物に指定されている。

2本の幼木が成長の過程で根本が結合したものだといい、樹齢980年と推定され、加畑賀茂神社の柏杉とほぼ同じ。

樹幹は夫婦を象徴する自然の妙が見られ、夫婦和合に御利益のある御神木として信仰されている。

【ご利益】
子宝・安産、夫婦和合、家内安全
三島神社 静岡県賀茂郡南伊豆町二條
【関連記事】
静岡県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、静岡県に鎮座している神社の一覧