神功皇后の行在所、雷大臣命の卜所、板で作った胡籙の儀器
能理刀神社 長崎県対馬市上対馬町芦見字スダリ274
[住所]長崎県対馬市上対馬町芦見274
[電話]-

能理刀神社(のりとじんじゃ)は、長崎県対馬市上対馬町芦見にある神社。例祭は、3月4日。御朱印の有無は不明。

延喜式』巻9・10神名帳 西海道神 対馬国 上県郡「胡簶御子神社」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では村社。

創祀年代は不詳。当地は海祇の神蹟で、神功皇后が三韓征伐の際に滞在した行在所だという。

また、雷大臣命(中臣烏賊津使主)の亀卜所の旧跡であるともいう。御祭神は、天児屋根命天太玉命・雷大臣命・海祇神。

これらの由緒から、社名「能理刀」は、祝詞のことと思われる。

かつては熊野三社権現とも称し、戦国時代の永禄年間(1558年-1570年)、伊奈郡主の宗調昌が神領を寄進し、社殿を造営したという。

『大小神社帳』では、足見村の熊野権現を式内社「胡簶御子神社」に比定している。ト部が関係した古社で、神功皇后の行宮跡を根拠とする。

また、収蔵されている祭祀用具の中に、板で作った胡籙(しこ)と見られる儀器があったともいう。

『大小神社帳』には、境内社として仮殿社があり、神功皇后御昼休所で、場所は「権現山之右脇山下」とある。現在、鳥居横に境内社がある。

なお、式内社「胡簶御子神社」の論社は他に、胡簶神社式内同名神社海神神社がある。

また、これとは別に対馬国には、当社と同名の式内社がある。こちらは、当社から北に20数キロ、西泊の当社および式内同名の神社に比定されている。

しかし、西泊の同名神社も、神功皇后・雷大臣命に関する由緒、また以前は熊野権現と呼ばれていたことなど、当社と共通する点が多い。

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能理刀神社 長崎県対馬市上対馬町芦見
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