奈良朝の創祀とも、「癪封じ」の御神木跡、9月例祭に剣の舞奉納
[住所]東京都目黒区八雲2-4-16
[電話]03-3717-1601

氷川神社(ひかわじんじゃ)は、東京都目黒区八雲にある神社。八雲氷川神社とも。近代社格では村社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

『新編武蔵風土記稿』をはじめ、創建は不詳とされるが、社殿などによれば、奈良時代の慶雲4年(707年)9月19日、村人が勤労奉仕で建造、奉斎されたという。

御祭神は、素盞嗚尊稲田姫命大己貴命の3柱。

旧武蔵国荏原郡衾村、現在の目黒区八雲・東が丘・柿の木坂・自由が丘・緑が丘・平町・大岡山に当たる地域の鎮守である。

衾村で代々名主を務めた栗山家に伝わる安政2年(1855年)6月の『宝暦歳代記』に、宝暦7年(1757年)7月鳥居建立の記事が残る。

同家所蔵の宝暦12年(1762年)の村絵図にも記載があり、内陣にも文化14年(1817)奉納の記載がある。

拝殿や社殿の改修状況から、江戸時代後期から幕末にかけて、文化(1804年-1818年)・安政(1584年-1860年)の頃に今の規模になったとされる。

当社西隣にある真言宗智山派金蔵院が旧別当寺。開基は頼栄によって慶長5年(1600年)とされる。享保年間(1716年-1736年)に俊海が本堂を再建した。

祭礼は、毎年1月、5月、9月に行われるが、特に9月には神楽殿で素盞嗚尊の「八岐の大蛇退治の物語」を表現している「剣の舞」が奉納される。

約200年前から伝わる古式豊かな舞で、太鼓、笛、大拍子に合わせて、一人で舞う美しいもの。

境内には、枯れた御神木の赤樫の株が祀られている。皮を煎じて飲むと癪封じに効があると伝えられ、往時は遠く下総や相模からも参詣人があったという。

今でも「癪封じの神」として知られ、信仰されている。他に、境内社、あるいは奥宮として、足名槌命・手名槌命倉稲魂命を祀る社がある。

摂社後宮とも呼ばれるこの社は、昭和57年(1982年)4月9日、放火により焼失したが、同年に再建された。

【ご利益】
商売繁盛、無事故、病気平癒、癪封じ
氷川神社 東京都目黒区八雲
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