もとは鍛冶の神を、江戸中期に讃岐を勧請、11月祭礼は播州三大祭り
[住所]兵庫県多可郡多可町中区鍛冶屋736-2
[電話]0795-32-0076

大歳金刀比羅神社(おおとしこんぴらじんじゃ)は、兵庫県多可郡多可町中区鍛冶屋にある神社。近代社格では無格社。御朱印の有無は不明。

往古には大歳神社として鍛冶の神である天目一命を祀っていたと考えられ、江戸時代前期の延宝年間(1673年-1681年)の検地帳には広大な社域が記されている。

詳細な創建年代は不詳だが、当社では、慶長年間(1596年-1615年)以前、つまり安土桃山時代、あるいは戦国時代における創始と考えている。

江戸時代中期の寛政6年(1795年)2月、鍛冶屋集落の藤井孫右衛門が病気平癒祈願のため、讃岐琴平宮を勧請した。

明治44年(1911年)1月、大歳神社に合祀し、現社号に改称した。鍛冶屋のこんぴらさんと呼ばれ、親しまれるようになった。

御祭神は、大歳神大巳貴命保食神事代主命。社殿は荘厳な寝殿造りで、近郷に稀な威容を保っている。

例祭は11月23日。往時は10万人の参拝者で賑わい、加治屋線の列車も5-6両編成でフル回転したという。

その際は、姫路の総社祭北条の住吉神社祭と併せ、播州三大祭りと呼ばれたという。

入口の常夜灯は江戸時代後期の天保2年(1831年)9月に建立されたもので、万燈籠には金刀比羅講引退記念などと記されている。

境内社に、往古に祀られていた天目一箇神が奉斎されている社や、天照皇大神社がある。

【ご利益】
厄災除け、商売繁盛、縁結び、子宝
大歳金刀比羅神社 兵庫県兵庫県多可郡多可町中区鍛冶屋
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