鎌倉後期の創建、以来21枚の棟札、鎌倉古式残す江戸前期作の本殿
[住所]京都府相楽郡精華町大字北稲八間小字北垣内45
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武内神社(たけうちじんじゃ)は、京都府相楽郡精華町北稲八間北垣内にある神社。近代社格では村社。御朱印の有無は不明。

鎌倉時代後期の文保元年(1317年)、男山八幡宮より勧請して創立されたという。御祭神は武内宿弥命(武内宿禰)。

当社には、創立以来の棟札21枚がすべて残されている。その中の棟札16枚は、府登録有形文化財。

文保2年(1318年)の創建時の棟札には、大乗院・一乗院の門跡座が記され、室町時代に成立した『興福寺官務牒疏』にも記載されている。

室町時代には北稲八間荘の、さらに江戸時代には北稲八間村の鎮守だったという。

現在の本殿は江戸時代前期の寛文4年(1664)作とされるが、鎌倉期の古式をとどめているという。現在は府の有形文化財に登録されている。

幕末の嘉永7年(1854年)、黒船来航に際する異国降伏の祈禱札が1点ある。

平成2年(1994年)、本殿の檜皮葺屋根が葺き替えされ、平成16年(2004年)に本殿の彩色保存修理が実施された。

拝殿は割拝殿で、土間になっている中央の通路部分である馬道上だけを切妻屋根に切り上げた珍しい構造になっている。

石段の上には神明鳥居が建てられている場所にはかつて四脚門の楼門があったとされるが、明治28年(1895年)に崩壊したという。

境内社に天照皇太神宮、市杵嶋姫命社、八幡宮などがある。境内には毘沙門天とされる石仏がある。境内脇の鳥居の南側に「お宮さんの井戸」がある。

春は桜の名所として知られる。

【ご利益】
金運、事業成功、健康長寿
武内神社 京都府相楽郡精華町北稲八間北垣内
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