神功皇后が奉斎、和多都美神の娘、乙女神2柱を祀る和田津美大明神
乙和多都美神社 長崎県対馬市厳原町久和字東浜1
[住所]長崎県対馬市厳原町久和字東浜1
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乙和多都美神社(おとわたつみじんじゃ)は、長崎県対馬市厳原町久和東浜にある神社。御朱印の有無は不明。

延喜式』巻9・10神名帳 西海道神 対馬国 下県郡「和多都美神社」に比定される式内社(名神大社)の論社。近代社格では村社。

創祀年代は不詳。御祭神は、玉依姫命豊玉姫命和多都美神の娘2柱で、乙女神ということで、社号となったのだろうか。

社伝によると、神功皇后が三韓征伐の際、当港に船を泊め、自ら奉斎したという。近世には「和田津美大明神」と称し、下県で唯一のワタツミの社号を伝えた神社とされる。

明治7年(1874年)6月、村社に列する。例祭は8月16日。境内社に、天神社と若宮社がある。

なお、式内社「和多都美神社」の論社は他に、厳原町中村の厳原八幡宮神社と、上県郡となるが対馬市豊玉町仁位の和多都美神社がある。

【ご利益】
水難除け、海上安全、大漁満足
乙和多都美神社 長崎県対馬市厳原町久和東浜
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