古代からの磐座祭祀、社殿は安土桃山時代に初めて建立、出雲大明神
出雲神社 京都府亀岡市本梅町井手西山6
[住所]京都府亀岡市本梅町井手西山6
[電話]-

出雲神社(いずもじんじゃ)は、京都府亀岡市本梅町井手西山にある神社。御朱印の有無は不明。

『延喜式神名帳』にある「出雲神社(丹波国・桑田郡)」に比定される式内社(名神大社)の論社。近代社格では村社。

創祀年代は不詳。往古から社地には大岩があり、磐座祭祀が行われてきたという。この磐座は御神木のスギの巨樹などに囲まれ、現存する。

廣峯神社と同じ出雲系の部族によって2000年ほど前から祀られ、御祭神の大己貴命廣峯神社の御子神だとする。

一説に、その大岩の傍らに出雲大明神と称する社祠があったというが、大明神号は一般的に鎌倉時代以降のものとされる。

また、早田太夫という者が鎌倉時代の承久年間(1219年-1222年)と思われる頃、奉斎するとも。

しかしこれも、「承久」ではなく、「承正」という存在しない年号による言い伝えであり、太夫名は室町時代から一般に使用されたもの。

以上の考証は当社自身による。

天正年間(1573年-1591年)、大己貴命を御祭神とし社殿を初めて建立したという。ただし、戦火に巻き込まれ、社殿・古記録を焼失。

後に社殿は再建され、近世を通じて出雲大明神と称した。明治3年(1870年)、現社号に改称、明治6年(1873年)6月、 村社に列した。

現在の社殿は、昭和4年(1929年)に大改築されたもの。

例祭は10月16日、2月18日には春の宮黨が、12月18日には秋宮黨がある。境内社に稲荷神社がある。

式内論社としては有力ではないとされる。他の論社で、当該地域でも随一の大社に、市内千歳千歳出雲の出雲大神宮がある。

亀岡地域の東(当社)と西(出雲大神宮)に、いずれも磐座信仰を起源とする、出雲系の神社が鎮座することになる。

【ご利益】
良縁・縁結び、病気平癒
出雲神社 京都府亀岡市本梅町井手西山
【関連記事】
名神大社とは? - 名神祭の対象となる神々、式内社の中でも特異、その細かな特徴は?
京都府の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、京都府に鎮座している神社の一覧