平安中期に鎌倉から勧請、7月22日に神馬奉納、眺望や夜景に定評
[住所]千葉県君津市人見892
[電話]0439-52-5008

人見神社(ひとみじんじゃ)は、千葉県君津市人見にある神社。近代社格では郷社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

新日鐵住金君津製鐵所の南に位置する人見山の山頂に所在し、君津・富津の海岸地域である旧17ヶ村の鎮守の氏神として崇敬されている。

社伝によれば、平安時代中期の名門、千葉氏一族が代々守護神として崇敬してきた妙見大菩薩を、上総介に任せられた平忠頼(930年?-1019年?)が鎌倉の地から人見山に勧請した。

御祭神は、天之御中主命高皇産霊命神皇産霊命。両総妙見の一つとして広く知られた。例祭は7月22日。「おめし」と呼ばれる350年以上の伝統がある神馬奉納が行われる。

神主に選ばれた神馬を伴って石段を登って奉納するもので、男集の山車の奉納とともにダイナミックな祭事として知られている。

山門から頂上までは急な石段となっており、ゆっくり登って行けば20分ほどの距離。山頂の境内からは、遠くに南房総の山々や東京湾、眼下には君津市や富津市の町並みを一望できる。

眺望の素晴らしさから、平成18年(2006年)、「ちば眺望100景」に選定された。また、そこからの夜景の美しさにも定評がある。

【ご利益】
身体壮健、健康長寿、リフレッシュ
人見神社 千葉県君津市人見
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人見神社 千葉県君津市人見の御朱印