筑後川と巨勢川の合流付近、堤防下に鎮座、天平年間の創建とも
豊姫神社(福岡県久留米市北野町大城字大屋敷1115)
[住所]福岡県久留米市北野町大城字大屋敷1115
[電話]-

豊姫神社(とよひめじんじゃ)は、福岡県久留米市北野町にある神社。日比生・豊比売神社とも。筑後川と巨勢川の合流付近、堤防下に鎮座する。御朱印の有無は不明。

延喜式』巻9・10神名帳 西海道神 筑後国 三井郡「豊比咩神社」に比定される式内社(名神大社)の論社。近代社格では村社。

奈良時代の天平年間(729年-749年)の鎮座とする説があるが、創建や由緒は不詳。御祭神は豊玉姫命

戦国時代の大永3年(1523年)、戦火に遭い、社殿が焼失。江戸時代中期の享保15年(1730年)5月の造営の記録が残るという。

江戸時代には宝満宮と称していたという。明治6年(1873年)、村社に列した。例祭は12月15日。

なお、式内社「豊比咩神社」の論社は他に、上津天満宮の境内社の豊姫神社、北野町赤司の八幡神社、御井町にあったが戦後に廃社となった旧県社豊姫神社がある。

【ご利益】
水難除け、五穀豊穣、子宝・安産
豊姫神社(北野町) - 筑後川と巨勢川の合流付近、堤防下に鎮座、天平年間の創建とも
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