薩摩藩三薬師の一つ「米山薬師」、「ほそん水」が湧く疱瘡の神
米山神社(鹿児島県姶良市鍋倉小字薬師下553)
[住所]鹿児島県姶良市鍋倉小字薬師下553
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米山神社(よねやまじんじゃ)は、鹿児島県姶良市鍋倉にある神社。近代社格では無格社。御朱印の有無は不明。

平山城から南へ延びる丘陵の先端部に位置する岩山の頂に鎮座する。明治以前は米山薬師と称された仏堂だったため、「米山薬師」と称される場合もある。

前身は島津季久(1413年-1477年)の四男、島津守興が文明年間(1469年-1487年)に開創した薬師堂で、門倉薬師・高岡法華嶽寺の薬師とともに薩摩藩の三薬師だった。

この薬師堂から北に隔てて100メートル程の山腹に湧く泉の水、通称「ほそん水(疱瘡水)」が疱瘡の予防や治療に効験あるとされた。

そこで、「ほそん神さぁ(疱瘡神様)」と称され、信仰を集めた。

明治の廃仏毀釈の運動が起きた際、薬師堂を破却したが、代わりに医療の神である大穴牟遅神を祀る神社に改めて存続、再興された。例祭は4月8日。

神社となった後も疱瘡神としての信仰は続き、大正6年(1917年)に鹿児島県で天然痘(疱瘡)が流行した際には鹿児島市方面からも参拝者が訪れた。

昭和26年(1951年)にルース台風で社殿が壊れたため、昭和27年(1952年)に修理改築を行った。その際に京都の仏師に依頼して薬師如来像を彫像し、以来神仏を同座で祀る形となっている。

【ご利益】
病気平癒、病魔退散、身体壮健、健康長寿
米山神社(姶良市) - 薩摩藩三薬師の一つ「米山薬師」、「ホソン水」が湧く疱瘡の神
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