南部藩の座頭・金玉の墓地跡の座頭神様、平成に現在地に遷座
金玉神社(宮城県仙台市泉区大沢3丁目4)
[住所]宮城県仙台市泉区大沢3-4
[電話]-

金玉神社(きんぎょくじんじゃ)は、宮城県仙台市泉区にある神社。「きんたま」は誤り。地元では「座頭神様」とも呼ばれる。御朱印の有無は不明。

南部藩の座頭である金玉が、京への旅の途中、富谷丘陵にある当地付近で追いはぎに遭った。

金玉は、その者にお経を教え、朝晩唱えるように指示して落命した。

そのお経には、「どこ」で「誰」に襲われたかを入れ込んであったため、後にその者は捕らえられた。

当社は、この金玉の墓と伝えられている。かつては奥州街道(現 国道4号)の近くにあったとされ、杖を奉納する慣わしがあった。

平成6年(1994年)から平成20年(2008年)にかけて施行された「泉大沢土地区画整理事業」に伴い、仙台市泉区七北田大沢字銅谷(現 泉区大沢3丁目)に遷座した。

つまり、黒川郡富谷町との境の都市緑地・大沢三丁目緑地の西端近くの南側。近くには、鹿島天足別神社がある。

なお、同名の神社が新潟市南区鷲ノ木新田にある。またその付近には金玉稲荷神社がある。

【ご利益】
旅行・交通安全、足病平癒、諸願成就
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