平安期の勧請、白鷺の羽根が田に落ちた地、樹齢1000年の大フジが有名
[住所]福島県伊達郡川俣町羽田宮ノ前2
[電話]024-565-3110

羽田春日神社(はねたかすがじんじゃ)は、福島県伊達郡川俣町にある神社。近代社格では村社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

平安時代の延喜年間(901年-922年)の勧請と伝わる。御祭神は天児屋根命武甕槌命齋主命・姫大神。

社殿の創建の際、白鷺が空に舞い、その羽根が田に落ちた後、様々な異験があらわれたので、村の名前を「羽田」と称するようになったという。

この伝承から、当初は社号を白鷺神社と称し、その後、春日社・春日明神などと呼ばれたが、江戸時代後期の天明2年(1782年)に現社号に改称した。

幕末期には現在の伊達市月舘町下手渡にあった石高1万石の小藩である下手渡藩の祈願所に指定され、藩主立花家をはじめ、家臣・領民から篤く崇敬されたという。

参道左側にあるフジが、「春日神社の大フジ」として、町の天然記念物に指定されている。当社御神紋も下り藤、春日=藤原=フジが見事にマッチしている例。

スギ、エノキ、カシなどの枝に大小三本の藤の枝がまとわりつき、曲折上下しつつ上昇している。

初夏になり、石の鳥居を覆うように花房が垂れるのは美観。樹齢1000年以上とされ、最大の幹は周囲1.6メートル。

根本に朽損があり、樹勢にやや衰えがみられるものの、明治初期の『羽田村誌』に「老藤と榎樹相調繆す」とあり、明治の初めにはすでに老藤として有名だった。

現存の本殿は明治18年(1885年)、拝殿は大正7年(1918年)の建築、屋根は瓦葺き。龍の彫刻が見事で、扁額には「村社」とある。

10月下旬の例祭では、湯立神事が行われる。なお、当社は伊達市の月宮神社などを兼務している。

【ご利益】
厄災除け、健康長寿、武運長久・勝運
羽田春日神社 - 平安期の勧請、白鷺の羽根が田に落ちた地、樹齢1000年の大フジが有名
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羽田春日神社の御朱印