田沢湖畔の浮木神社・潟尻明神、漢学者益戸滄洲が命名、漂着した流木を奉斎
漢槎宮(秋田県仙北市西木町西明寺字潟尻)
[住所]秋田県仙北市西木町西明寺字潟尻
[電話]0187-43-2111 - 仙北市田沢湖観光情報センター

漢槎宮(かんさぐう)は、秋田県仙北市西木町西明寺の田沢湖畔にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

湖に張り出す形になっている小さな神社で、流れ着いた大木の浮木(流木)を祀ったので、別名を浮木神社という。

流れついた浮木は、大木が湖面から2メートルぐらい顔を出し、斜めに水底に深く消えていたという。

また、潟尻明神とも呼ばれ、明和6年(1769年)、秋田藩士で俳人で漢学者の益戸滄洲によって、漢槎宮と命名された。

そのため、田沢湖も、漢槎湖または槎湖と呼ぶようになった。現在は、白木造りの現代的な感覚の社殿が建つ。

すぐ近くに、永遠の若さと美貌を願い、湖神となったと伝えられる、伝説の美少女たつこ姫のブロンズ像「たつこ像」がある。

拝殿正面の扁額は、滄洲が田沢湖を遊覧した折に船頭をした少年斉藤千太郎に書き与えたものだという。

【ご利益】
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漢槎宮 - 田沢湖畔の浮木神社・潟尻明神、漢学者益戸滄洲が命名、漂着した流木を奉斎
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漢槎宮の御朱印