元寇時の2天皇と19歳で戦死した小弐資時を奉斎、昭和創建の壱岐で最新の神社
壱岐神社(長崎県壱岐市芦辺町瀬戸浦)
[住所]長崎県壱岐市芦辺町瀬戸浦
[電話]0920-45-1276

壱岐神社(いきじんじゃ)は、長崎県壱岐市芦辺町瀬戸浦にある神社。wikiで、。御朱印の有無は不明。

壱岐島民は昭和3年(1928年)以来、当社創建の事業を進め、昭和19年(1944年)に本殿の建設を実現した。

昭和23年(1948年)11月3日に御祭神3柱の鎮座祭を執行した。壱岐で一番新しい神社である。亀山天皇・後宇多天皇・少弐資時公を主祭神とする。

亀山天皇・後宇多天皇は元寇の役に日本国の危き時に国家安泰を祈願、また、小弐資時は元寇で命を捧げ、享年19という若さで戦死した。

国難事変に際しては神威を顕し、平時におては国家の平和を護り給う神々であるという。

昭和27年(1952年)には壱岐護国神社の鎭座祭を執行した。昭和31年(1956年)11月8日、靖国神社における壱岐郡出身の戦病没の御分霊を奉遷した。

例祭は4月第3日曜日で、例大祭。献幣の儀・墓前祭が執り行われる。4月13日が大祭一日祭で、その前日は大祭前夜祭がある。

5月27日には海軍記念慰霊祭が執行される。

芦辺港フェリーターミナルには、台座含む高さ約6メートルの少弐資時の銅像がある。平成13年(2001年)5月20日、元寇720年記念事業の一環で建立されたもの。

近くには、少弐資時の墓もあり、そこには防人の歌、少弐資時をたたえる歌「孤島の丘」の碑が建立されている。

靖国神社の境内にある讃母の碑に準じ、それから3年後となる昭和52年(1977年)、境内に「讃母の碑」が建立された。

鳥居の側には、当社にもゆかりの深い、松永安左衛門の揮毫となる社号標がある。

元寇に関連して、勝本町には平景隆を祀る新城神社が、対馬には宗助国を祀る小茂田浜神社がある。

【ご利益】
平穏安寧、国難排除、諸願成就(公式HP
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