明治期の創祀、平成の世に分祠に昇格、1月に福迎祭、2月に節分祭
[住所]神奈川県秦野市平沢1221
[電話]0463-81-1122

出雲大社相模分祠(いずもたいしゃさがみぶんし)は、神奈川県秦野市平沢にある神社。出雲大社(いずものおおやしろ)の分祠の一つ。通称は「関東のいづもさん」。参拝すれば、御朱印を頂ける。

明治21年(1888年)、出雲大社第80代国造千家尊福の要請により、当地累代の神職だった草山貞胤が、出雲の大神の御分霊をこの地に鎮祭したのが創祀。

大国主大神の御神徳を関東地方に広めるための要処とした。

当初の鎮座地は現社地から離れた渋沢峠だったが、昭和50年(1975年)に現社地に遷座した。以来、社殿の増築、さらに境内地を拡張し、大規模な植樹を施してきた。

現在地は隣接して御嶽神社が鎮座する。当初は分院だったが、平成3年(1991年)には分祠に昇格、現社号となった。

御祭神は、大国主大神の他、事代主大神と、兼務神社23社の御祭神である合祀祭神28柱。「南はだの村七福神めぐり」の一つ。

例祭は9月。1月3日には当祠最大の祭典である福迎祭が行われる。「幸せの福むすび」を祈り、大国様・恵比寿様の親子神が揃って福わけをする正月行事。

2月3日に節分祭があり、立春を迎えるこの節分の節目に家内安全・厄除けを祈願。福迎祭同様、伊勢ヶ濱部屋一門による豆まきが執り行われる。

7月上旬にほおずき市・朝顔市が行われる。夏の風物詩として定着しており、さまざまな神振行事で賑う。

【ご利益】
縁結び、商売繁盛、「出雲さん占い」(公式HP
出雲大社相模分祠 - 明治期の創祀、平成の世に分祠に昇格、1月に福迎祭、2月に節分祭
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出雲大社相模分祠の御朱印