鹿児島五社の中で最古、もとは島津家が滅ぼした長谷場氏の氏神
春日神社(鹿児島県鹿児島市春日町4-38)
[住所]鹿児島県鹿児島市春日町4-38
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春日神社(かすがじんじゃ)は、鹿児島県鹿児島市春日町にある神社。鹿児島五社の第四位で、近代社格では郷社。御朱印の有無は不明。

鹿児島五社は島津氏の勧請によるものが多いが、ここは唯一発祥に島津氏と関係のないとされる。鹿児島五社の中で最古の神社である。

平安時代の天喜元年(1053年)、藤原純友の5世孫を称する長谷場直純が、鹿児島湾を望む丘陵地に東福寺城を築いた際、その鎮守神として藤原氏の氏神に当たる大和国の春日大社を勧請して創建された。

御祭神は、武甕槌命経津主神天児屋根命・比売神の春日四神。また、祓戸四柱神・火産霊神を祀るとも。

鎮座地は東福寺城の船着き場であったという。現在も「薩藩水軍軍港跡」碑がある。

その後、長谷場氏は南北朝時代には南朝側に付いたために北朝側であった島津氏と争うことになり、康永2年(1343年)、島津家5代当主島津貞久により東福寺城は陥落した。

長谷場氏は滅び、島津氏は栄えることになるが、その後東福寺城は戦国時代まで使われたものの、江戸時代初期に廃城となり、もとの長谷場氏の氏神である当社だけが残された。

島津氏は、滅ぼした相手の氏神の祭祀を継承し、崇敬したことになる。江戸時代を通じて、藩費により再建・修理がなされた。明治5年(1874年)に郷社に列した。

例祭は11月28日。7月28日が六月灯。日本の教育制度を創設した初代文部大臣「森有礼誕生地」碑がある。

【ご利益】
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