平安末期に京から勧請、7月後半に祇園祭、六月灯が始まる神社
八坂神社(鹿児島県鹿児島市清水町26-1)
[住所]鹿児島県鹿児島市清水町26-1
[電話]099-247-1464

八坂神社(やさかじんじゃ)は、鹿児島県鹿児島市清水町にある神社。鹿児島五社の第二位で、近代社格では郷社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

平安時代末期の永暦元年(1160年)以前に京都の八坂神社を勧請したものというが、史料が焼失したため不詳。別名は祇園社。

御祭神は、素盞鳴命奇稲田姫命と、田心姫命湍津姫命市杵島姫命宗像三女神)・天忍穂耳命天穂日命天津彦根命活津彦根命熊野櫲樟日命五男三女神八衢比古命・八衢比売命。

もともとは稲荷川のより上流部に鎮座していたが、享保9年(1724年)にそれまで市街地から磯地区へ至る経路として鳥越の山越え道を主街道としていたのを稲荷川河口部から海岸を北上する磯街道に切り替えたため、当社も移転した。

天保年間(1831年-1845年)には稲荷川の浚渫整備工事が進み、当社の東側海岸に廃土が積まれたため、その土地は「祇園之州」と呼ばれるようになった。太平洋戦争後にはさらに東側に新祇園之州が造成された。

嘉永6年(1856年)、島津斉彬の命により祇園之州に砲台が築かれ薩英戦争での主戦場の一つとなる。

太平洋戦争時にも焼失し、終戦後は現在の鹿児島市平之町、平田公園北側隣接地(調所広郷旧邸跡地、現在はマンション)に移転し、旧社殿跡地は長らく祇園祭巡行の際の出発地として空き地となっていたが、近年現在地に帰還・移転した。

このようにたびたび戦禍に遭い、現在残っている建物は戦後に復興されたものである。

7月25日に近い日曜日には祇園祭(おぎおんさあ)がある。天文館地区を、神社より出発した神輿(大人5基、子供18基)・稚児籠・十二戴女・傘鉾建など、約2000人の行列が練り歩く。

鹿児島の夏の風物詩、六月灯は毎年7月1日、当社からスタートする。

【ご利益】
厄災除け、夫婦和合、家内安全
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