犬山城の南に鎮座する守護神、受けてうれしい倍返しの銭洗金運ご利益
[住所]愛知県犬山市犬山北古券41-1
[電話]0568-61-0702

三光稲荷神社(さんこういなりじんじゃ)は、愛知県犬山市にある神社。近代社格では村社。参拝すれば、境内社の猿田彦神社のものとともに、御朱印を頂ける。

御祭神は、宇迦御魂大神猿田彦大神大宮女大神。創建時期は不明。安土桃山時代の天正14年(1586年)の創建という説もあるが、後述の織田信康の没年と矛盾がある。

かつては三狐山(三光山)に鎮座していた。現在の犬山城の南西にある丘陵で、丸の内緑地公園の付近にあたる。

犬山城主織田信康の保護を受けていたという。織田信康(?-1544年)は織田信長の叔父。現在地付近の針綱神社には信康の手彫りの狛犬が伝わっている。

江戸時代以降、犬山城主成瀬氏の守護神とされた。神仏習合で三光寺とも称していたが、明治時代初期の神仏分離により現社号となる。

昭和39年(1964年)、針綱神社の西方、犬山神社の東北方にあたる現在地に移転する。当社を含む三社は、犬山城の南の登城入り口近くにある。

境内にある猿田彦大神を祀る猿田彦神社は、犬山猿田彦神社ともいい、当社の境内社であるが、独立した存在でもある。

銭洗があることで知られる。お金を洗うと倍以上になって返ってくるというご利益があるとされる。洗うものはお金以外のものでもよいとも。

社会現象ともなったTBS系ドラマ『半沢直樹』の影響もあり、やられて嬉しい「倍返し」、倍返し神社・金運神社として有名となり、参拝客が急増したという。

なお、東京都中央区日本橋堀留町に当社と同名の神社があるが、おそらくは無関係。

【ご利益】
金運、商売繁盛、諸願成就
三光稲荷神社 - 犬山城の南に鎮座する守護神、受けてうれしい倍返しの銭洗金運ご利益
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三光稲荷神社の御朱印