平安末期からの700年間延々と続いた相良氏の歴代当主を祀る、力石や頌徳碑
(熊本県人吉市麓町35-1)
[住所]熊本県人吉市麓町35-1
[電話]0966-22-2111

相良神社(さがらじんじゃ)は、熊本県人吉市麓町の人吉城跡にある神社。人吉城(繊月城)の御館跡に、相良護国神社に隣接して鎮座する。参拝すれば、御朱印を頂ける。

表参道入口には立て看板に社号標替わりで社名が書かれているが、境内、参道は相良護国神社と共用している。

創建は明治13年(1880年)で、相良家初代から36代までの歴代当主が御祭神として祀られている。

この社の鎮座する人吉城を築城し、御祭神となった相良氏は、平安時代末期から明治の世まで、700年の間、延々と続いてきた家系。

境内には力石がある。これは、第21代当主で、第2代人吉藩主相良頼寛の頃の、いわゆる「お下の乱」にちなむものとされる。

また、林正盛頌徳碑がある。江戸時代前期の寛文2年(1662年)に完成した球磨川の開削工事に功労があった林正盛を称えるもので、巨石を削ることに成功したため、球磨川の水運が可能となり、当地の産業開発を進めるきっかけとなった。

【ご利益】
平穏安寧、地域・家内安全
相良神社 - 平安末期からの700年間延々と続いた相良氏の歴代当主を祀る、力石や頌徳碑
【関連記事】
熊本県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、熊本県に鎮座している神社の一覧
相良神社の御朱印