大分中津に鎮座する大貞八幡宮、宇佐神宮の祖宮、三角池と細川忠興再建の神門
[住所]大分県中津市209
[電話]0979-32-2440

薦神社(こもじんじゃ)は、大分県中津市にある神社。近代社格では県社。別名は大貞八幡宮(おおさだはちまんぐう)。地名を取り、中津薦神社とも。参拝すれば、御朱印を頂ける。

境内にある、古くは「御澄池」と記すこともあった三角池(みすみいけ)を内宮、神殿を外宮とする。全国八幡宮の総本宮である宇佐神宮の祖宮といわれる。

御祭神は、応神天皇(八幡大神)、比咩大神(宗像三女神)、息長帯比売命(神功皇后)。宗像三女神は、田心比売命瑞津比売命市杵島比売命

養老3年(720年)、大隅・日向の隼人の反乱(大隅国府襲撃)で大伴旅人が率いる大和朝廷軍と、宇佐神宮の辛島波豆米率いる宇佐神軍が、当社に至った。

そこで、池そのものが御神体である三角池に自生する真薦を刈って作った枕形の御験、薦枕を御神体とし、神輿を奉じて日向まで行幸し、乱を鎮めたと言われている。

その後、承和年間(834-848年)に創建されたとされるが、以来、宇佐八幡宮との関係が深く、祖宮と言われる所以となっている。

以降の宇佐行幸会の際、神輿に納める霊代の枕は必ず当社の三角池の真薦で作るのが習わしとなった。薦枕は最終的には奈多宮に行き、そこから海に流されたという。

中世以降、そうした風習も途絶えたようだが、細川忠興が元和2年(1616)に宇佐行幸会を再興した。さらに忠興は元和8年(1622年)、神門を再建した。

この神門はその後、中津藩主小笠原氏・奥平氏も修復・保存に尽力し、現在では国の重要文化財に指定されている。

三角池については、「三角池と薦神社」として県指定史跡に、「三角池の水生・湿地植物群落」が県指定天然記念物に指定されている。

例祭は4月21日。2月11日には鎮疫祭で、御心経会(鬼やらい行事)がある。9月第3土・日曜日が仲秋祭で、御神幸祭でもある。

境内社に、八坂社(祇園社、御祭神:素盞嗚尊)、若宮社(御祭神:応神天皇皇子)がある。

【ご利益】
武運長久・勝運、厄災除け(公式HP
薦神社 - 大分中津に鎮座する大貞八幡宮、宇佐神宮の祖宮、三角池と細川忠興再建の神門
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薦神社の御朱印