島津貴久を祀る、相殿の家臣平田純貞は歯の神、例祭に神舞五番
松原神社(鹿児島県鹿児島市松原町3-35)
[住所]鹿児島県鹿児島市松原町3-35
[電話]099-222-0343

松原神社(まつばらじんじゃ)は、鹿児島県鹿児島市松原町にある神社。近代社格では県社。島津氏15代当主島津貴久を靖國崇勲彦命(くにむけいさたかひこのみこと)または島津貴久公として祀る。参拝すれば、御朱印を頂ける。

弘治3年(1567年)、島津氏の中興の祖である貴久により福昌寺の末寺として建立された松原山南林寺を前身とする。

元亀2年(1571年)の御祭神歿後は、その跡を継いだ島津義久によって南林寺が菩提寺と定められ、以後歴代の薩摩藩藩主より手厚い保護を受けた。

明治2年(1869年)、廃仏毀釈の煽りを受けて南林寺は廃寺。跡地に南林寺の山号にちなんで当社が創祀されて郷社に列した。

島津家全体の菩提寺である福昌寺も廃絶となり、竜尾神社(現 鶴嶺神社)が創建されると、旧福昌寺所蔵の貴久に関する品々が引き渡されたという。

御祭神歿後の350年祭にあたる大正9年(1920年)には県社に昇格。現在でも鹿児島の繁華街近くの神社として、祭日及び年末年始は多くの参拝者で賑わう。

相殿に天之御中主神高御産巣日神神産巣日神天照皇大神豊受大明神・平田純貞を祀る。

平田純貞は主祭神の家臣で、御祭神没後に自ら釘付けとなり船出して殉死するが、その際に3日3晩にわたって読経の声と歯軋りの音が聞こえたことから歯の神として称えられるようになった。

現在でも6月4日の全国虫歯予防デーには歯の感謝祭として、県の歯科医師会主催の抜歯供養が斎行される。

例祭は4月5日、10月5日。江戸時代より継承される神舞五番が奉納される。太鼓と龍笛の曲があり、論議や和歌風の神唄がついている。

2月3日の節分当日には、貴久の日置攻めの戦勝報告の故事にちなみ、1年の厄落としとして古伝榊祓神事が斎行される。祝詞の一部は口伝となっている。

境内社に、稲荷神社(稲荷大神)、厳島神社(市杵島姫命田心姫命湍津姫命宗像三女神)がある。

【ご利益】
歯痛、武運長久・勝運、家内安全
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