垂仁朝創建の北播磨第一の大社、池田輝政の祈願所、10月に秋祭り
[住所]兵庫県加東市社777
[電話]0795-42-0406

佐保神社(さほじんじゃ)は、兵庫県加東市社にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

延喜式』巻9・10神名帳 山陽道神 播磨国 賀茂郡「坂合神社」に比定される式内社(小社)の論社。近代社格では県社

第11代垂仁天皇の御代の創建。初め式内社名である坂合神社と呼ばれていたが、時代とともに変わり、佐加穂となり、更に現社号に定着していく。

御祭神は、向かって右の東殿が天照大神、中央の中殿が天児屋根命、向かって左の西殿が大己貴命。別名は三社大明神、後に佐保大明神とも称された。

養老6年(722年)3月に加西の鎌倉峰より現在地に遷座した。これより、郡内で最大の社としての地位を獲得、北播磨第一の大社となる。

鎌倉時代には、朝廷や幕府の崇敬を集め隆昌を誇り、八丁四方に内の鳥居、一里四方に外の烏居を造営し、その中の一基(酉の内の烏居)は、現在も社町鳥居地区に地名となって残る。

室町期に入り、度々の騒乱により一時荒廃したが、江戸時代に到って姫路城主池田輝政の祈願所として社領10石が寄せられ、さらに幕府より御朱印社領10石を賜り、復興。

明治になり、明治6年(1873年)11月には郷社に、明治14年(1881年)12月には県社に昇格、近郷唯一の社格が付与された。明治44年(1911年)3月、神饌幣帛料供進神社に指定された。

なお社町の名は、往古より「佐保社村」と呼ばれ、当社の門前町として発展してきたことに由来している。当社は北播磨の雄と呼ばれるほど、栄えた。

現在の本殿は延享4年(1747年)に再建されたもので、三間社流造正面千鳥破風・軒唐破風付銅板葺、幣殿・拝殿・瑞神門とともに、華麗な彫刻で飾られている。

例祭は10月16日。10月第1土曜日が秋祭で、2基の神輿と、新町・上中・上組・下組から4台の布団屋台が練り出され、大門地区の獅子舞が奉納される。

佐保祭りとも呼ばれ、播州三大祭りの一つとされる場合がある。春祭は4月16日で、湯立神事が斎行される。

境内社として、恵比須神社・諏訪神社・八幡神社・神明神社・愛宕神・金比羅宮・稲荷神社・先宮社・天神社などがある。境外末社に、山氏神社がある。

なお、式内社「坂合神社」の他の論社に、市内北条町北条の住吉神社の社前民家裏の小祠と、東実に当社と同名神社がある。

【ご利益】
五穀豊穣・商売繁盛、家内安全、開運招福、学業・受験合格
佐保神社(加東市) - 垂仁朝創建の北播磨第一の大社、池田輝政の祈願所、10月に秋祭り
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佐保神社(加東市)の御朱印