平安遷都の際に和気清麻呂が祭主となり創建、10月例祭では山国隊の鼓笛行進
[住所]京都府京都市右京区京北鳥居町宮ノ元1
[電話]0771-53-0026

山国神社(やまぐにじんじゃ)は、京都府京都市右京区にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

『延喜式神名帳』にある「山國神社(丹波国・桑田郡)」に比定される式内社(小社)。近代社格では府社。御祭神は大己貴命(大国主命)。

第50代垣武天皇の時代、平安京への遷都(794年)に当たり、大内裏造営の木材を山国郷より徴すために御杣料地として定め、大工寮修理職の官人として本殿を造営した。

その際に祭主として奉祀したのが和気清麻呂(733年-799年)である。それ以降、大嘗祭の悠紀主基の御殿造営の用材を調達することが恒例となった。

第67代三条天皇の長和5年(1016年)には神位正一位を贈られ、祈願所として菊花の御紋章を賜り、春日・加茂・御霊・日吉の四社を建立して五社明神とした。

源平の戦いで社殿は破壊されたが、第87代四条天皇の天福元年(1233年)に再建された。しかし、第96代後醍醐天皇の時代、元弘の乱(1333年)でまた焼失。

足利尊氏の臣細川頼之が当地に隠棲する間、当社復興を執奏し、応永6年(1399年)には社殿を復旧、綸旨を賜る、この時3代将軍足利義満が丸に2引の徽章を奉納した。

その後第107代後陽成天皇の慶長元年(1596年)に再建され、明治6年(1873年)には郷社に、明治33年(1900年)に府社に昇格した。

境内社に、春日神社(天児屋根命)と蛭子神社(蛭児命)がある。飛地境内社として、御霊神社が京都市右京区京北比賀江町坊ヶ瀬40にある。

例祭は10月第2日曜日。その前日が神幸祭で、御霊神社を発御。例祭当日が還幸祭。また、明治維新の際に農民兵で結成された官軍・山国隊の鼓笛行進の奉納がある。

例祭当日は山国フェスタと呼ばれる、参道で特産品などを展示即売する催しがある。また、1月10日には境内社の蛭子神社によるえびす祭が行われる。これは不況が続く中、平成の世に始められたもの。

【ご利益】
材木・建築、家内安全
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山国神社の御朱印