武田信玄ゆかり、「御渡り拝観の神事」が有名な諏訪大社上社の摂社
[住所]長野県諏訪市小和田13-18
[電話]0266-52-1007 - 手長神社

八剣神社(やつるぎじんじゃ、八剱神社)は、長野県諏訪市にある神社。近代社格では県社八千矛神日本武尊誉田別尊の三柱の神を祀る。諏訪大社上社の摂社で、現在は手長神社が管理している。参拝すれば、御朱印を頂ける。

もともと諏訪湖中高島の里に鎮座していたが、豊臣秀吉の高島城築城に際し、現在地に遷座した。江戸時代には高島藩諏訪家が居城鎮護の神として崇敬し、明治以降は小和田村の産土神として庶民からの信仰を集め、現在に至る。

例祭は7月5日と12月5日。神紋は丸に諏訪梶。境内社に新海神社、穂見神社、事代主神、大国主神、菅原神、厳島大神などがある。

本殿および権殿は嘉永元年(1854年)に諏訪藩主によって寄進されたもの。神楽殿は天正年間(1573年-1593年)に武田信玄が寄進したと伝わる。また信玄の筆による社領寄進状・下知状が伝わり、松平忠輝が寄進した兜などがある。

当社の特殊神事として、御渡神事(みわたりしんじ)がある。「御渡り拝観の神事」として一般に知られているこの神事は、当社の神職によって行われる。

諏訪湖で御渡が観測されると、当社では臨時の総代会を開き、拝観式の日を決める。その後、宮司以下神職、および氏子総代は、自宅の門戸に注連縄を張り、精進潔斎に入る。

拝観式当日は、まず社殿で修祓を行い、諏訪湖へ向かう。現地では湖周を周り、一之御渡・二之御渡・佐久之御渡を拝観して下座と上座の湖岸地点の検分を行なう。

その後、社殿へ戻り、御渡の状況を御祭神へ報告する「奉告祭」が行われる。引き続き、その状況により当年の農作物の作柄、世の中の吉凶、気候などの年占が行われる。

御渡の状況と年占の結果は「注進状」に纏められ、後日、宮司と氏子総代が諏訪大社上社へ出向いて「御渡注進式」を行い、神前に捧げられる。

これを受けて諏訪大社は、この内容をかつては幕府へ、現在は宮内庁と気象庁へ報告する恒例となっている。

2013年は、1月22日御渡を観測・臨時総代会、1月25日拝観式、2月17日注進式の日程で行われた。

「奉告祭」と「注進式」は御渡の観測されない年でも行われ、「御渡はなかった」旨の報告がなされる。特に、御渡のなかった年の諏訪湖は「明けの海」と呼ばれる。

【ご利益】
五穀豊穣・商売繁盛、天候祈願
八剣神社(諏訪市) - 武田信玄ゆかり、「御渡り拝観の神事」が有名な諏訪大社上社の摂社
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八剣神社(諏訪市)の御朱印