歯痛にご利益がある山王清兵衛、鎌倉時代後期の創建、江戸の名所
[住所]東京都荒川区南千住7-23-18
[電話]-

日枝神社(荒川区)(ひえじんじゃ)は、東京都荒川区南千住にある神社。御祭神は大山咋神。旧中村町(千住宿)の鎮守である。御朱印の有無は不明。

鎌倉時代後期、正和5年(1316年)の創建と伝わる。江戸時代には山王社とよばれた。三王社とも。別当は山谷町福壽院。『江戸名所図会』にも記載されている。

入口には旧砂尾堤土手北端に歯神清兵衛を祀った小祠がある。いずれかの藩士清兵衛が虫歯の痛みに耐えかねてこの地で切腹し、遺言によってその霊を祀ったという。

そのため、俗に山王清兵衛(三王清兵衛)とよばれ、歯痛に悩む者が祈願して効き目があれば、錨をくわえた女性の絵馬を奉納する慣わしで、千住の歯神として有名であった。

【ご利益】
歯痛封じ、虫歯予防、歯の健康、病気平癒、病魔退散
日枝神社(荒川区) - 歯痛にご利益がある山王清兵衛、鎌倉時代後期の創建、江戸の名所
【関連記事】
『江戸名所図会』に掲載されている神社 - 文字通り「特筆」に値する江戸期からの名社
東京都の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、東京都に鎮座している神社の一覧