福井藩祖松平秀康が創建した「秋葉さん」、「馬鹿ばやし」が有名
[住所]福井県福井市手寄1-19
[電話]0776-24-3095

火産霊神社(ほむすびじんじゃ)は、福井県福井市にある神社。御祭神は火産霊大神である。参拝すれば、御朱印を頂ける。

福井藩祖松平秀康が下総国結城に在城の頃、防災の神と崇めていた遠州秋葉神社(現 秋葉山本宮秋葉神社)の御分霊を、慶長6年(1601年)に北の庄に転封の際、遷座して創建。

近隣では「秋葉さん」として親しまれ、当初は秋葉神社と呼ばれていた。明治5年(1872年)、現社号に改称した。

明治23年(1890年)、旧社地が手狭になったため、隣地を買収し、豊島下町から地籍手寄中町に遷座した。昭和3年(1928年)11月13日、幣常神饅料供進社に指定された。

昭和20年(1945年)には戦災、昭和23年(1948年)には震災を受けたが、昭和28年(1953年)に本殿が、昭和38年(1963年)には拝殿が、昭和51年(1976年)10月には神楽殿が改築され、順次復興。

当社の御神体は、戦争当時、宮司が出征の中で、留守を守った同夫人の手により戦禍の中をくぐりぬけて現在に至っており、20年ごとに御開扉が行れている。

「馬鹿ばやし」で知られる。県無形民俗文化財。5月24日の例祭に奉納される。天正年間(1573年-1593年)、一乗谷朝倉氏の御用商人、多田善四郎が火祭に仮面を奉納し、その面をかぶって囃子を教えたのが始まりと伝わる。

そうであれば、当社創建よりも早い。火祭があったということは、もともと当社地は火の神・火防の神とゆかりが深かった可能性がある。

仮面には、ひょっとこ、でめきん、お多福、翁、蛙、ベシミと呼ばれる面があり、昔は80面ばかりあったといわれるが、今は37面が残され、中には平泉寺出目作や春日作と伝えられる一品も含まれる。

仮面をつけ、太鼓や笛に合わせ手こっけいに所作をするのが特徴で、お多福は、腹を大きくして身重の様子をし、ベシミは豪放に振舞う。また、脇役は猿の面をつけて、おどけた仕草をするなど、茶番狂言のようである。

境内には祖霊社がある。また、手水舎はセンサーによって自動で出る仕組みで、珍しくお狐様の口から手水が出るようになっている。

【ご利益】
火防、家内安全など
火産霊神社(福井市) - 福井藩祖松平秀康が創建した「秋葉さん」、「馬鹿ばやし」が有名
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火産霊神社(福井市)の御朱印