琵琶湖の中間、最大の島に鎮座する琵琶湖航行の安全守護の女神
[住所]滋賀県近江八幡市沖島町188
[電話]0748-33-9133

奥津嶋神社(おきつしまじんじゃ)は、滋賀県近江八幡市沖島町にある神社。御朱印の有無は不明。

『延喜式神名帳』にある「奥津島神社(近江国・蒲生郡)」に比定される式内社(名神大社)の論社。近代社格では村社。

琵琶湖の中間当たりに浮かぶ沖島にある。琵琶湖最大の島であり、古来、琵琶湖航行の安全守護の神として崇敬されている。

御祭神は奥津島比売命。神紋は笹竜胆。和銅5年(712年)に勅命を蒙った藤原不比等によって創祀されたと伝わる。

式内社「奥津島神社」の他の論社としては、大嶋神社奥津嶋神社がある。国史には、奥津島神として、『日本三代実録』貞観元年(859年)正月27日甲申条や、『日本三代実録』貞観7年(865年)4月2日壬子条に記載がある。

沖島は、平安時代、保元・平治の乱(1156年・1160年)で平家勢力に押されて逃げ延びた源氏の武将たち、いわゆる源氏の落武者たちも住み着いたという。

大永5年(1525年)に記された社記『奥津島神社記』や享保19年(1734年)の『辯才天記』が伝わる。

例祭は5月8日。

【ご利益】
水上・交通安全
奥津嶋神社(沖島町) - 琵琶湖の中間、最大の島に鎮座する琵琶湖航行の安全守護の女神
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