黒田官兵衛らを祀る春日神、“喧嘩”黒崎祇園山笠が有名
[住所]福岡県北九州市八幡西区藤田1-10-44
[電話]093-631-2152

春日神社(かすがじんじゃ)は、福岡県北九州市八幡西区にある神社。近代社格では県社。春日宮や黒田神社とも称される。参拝すれば、御朱印を頂ける。

御祭神は春日四神(武甕槌命経津主命天児屋根命・比売神)の他、福岡藩祖である黒田如水(黒田官兵衛)、および初代藩主・黒田長政(黒崎大明神)と黒田二十四騎を併せて祀る。

古くは鳥野神社と称し、『日本三代実録』の貞観15年(873年)に神位の等級を進められた「鳥野神」に充てられている国史見在社。他の論社としては、福岡県直方市頓野の鳥野神社がある。

中世は領主・麻生氏の崇敬篤く、近世に至り黒田氏が筑前へ入国すると黒崎宿・藤田の鎮守神として栄えた。

江戸時代を通じて「黒田大明神」または長政の神号、「黒崎大明神」を称した。明治に至り春日宮と再称。明治5年(1872年)に村社、昭和12年(1937年)に県社に列した。

7月21日-23日に祇園大祭があり、あまりにも激しい動きを伴うために喧嘩山笠と呼ばれる黒崎祇園山笠の奉納がある。黒崎祇園山笠は北九州市八幡西区の岡田宮、一宮神社にも奉納される。

例祭は10月15日で秋季大祭。社宝として「絹本着色黒田二十四騎画像」がある。

【ご利益】
交渉、愛、武芸・芸事上達、学問成就、武運長久
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春日神社(北九州市八幡西区)の御朱印