阿蘇のパワースポット、熊本最古、ナマズ殿下も行啓、手野のスギや白蛇の桧
[住所]熊本県阿蘇市一の宮町手野2100
[電話]076-244-3129

国造神社(こくぞうじんじゃ)は、熊本県阿蘇市一の宮町にある神社。熊本県最古の神社といわれ、パワースポットとしても著名。参拝すれば、「延喜式内」などとある御朱印を頂ける。

延喜式』巻9・10神名帳 西海道神 肥後国 阿蘇郡「国造神社」に比定される式内社(小社)。肥後国近代社格では県社

阿蘇神社の北方に鎮座するため、北宮と称される。『延喜式』神名帳には、肥後国はわずかに四座。そのうちの二座は阿蘇神社そのものと、阿蘇神社の境内社であり、残り二座のうちの一座が当社。

主祭神は速瓶玉命(はやみかたまのみこと)。阿蘇国造大神とも。阿蘇神社の子に当たり、阿蘇神社では十一宮に奉斎されている。

その他、妃の雨宮媛命(あまみやひめのみこと)。蒲智比咩命(かまちひめのみこと)で、海神で女神。阿蘇四社郡浦神社の主祭神。

また、主祭神の第二子である高橋神(たかはしのかみ)、第三子である火宮神(ひみみやのかみ)を祀る。

速瓶玉命は、父親である阿蘇神社の主祭神健磐龍命とともに阿蘇の地を開拓し、農耕・植林などを指導したとされる。

『肥後国誌』によれば、第10代崇神天皇の代に速瓶玉命が肥後国造に任命され、第12代景行天皇18年に当社を修造し、祭典を整えたとある。

現在の社殿は、寛文12年(1672年)、肥後熊本藩第3代藩主細川綱利によって造営された。明治5年(1872年)に県社に列した。

境内社に水神社、鯰宮がある。鯰宮はその名の通り、御祭神はナマズ。阿蘇開拓の際、湖水干拓の時に湖の精と称する大鯰が枯死したために祀られているもの。

おそらくは主祭神が父・健磐龍命とともに討伐した原住豪族の長か。

ナマズの殿下の異名のあるナマズ研究家でもある秋篠宮殿下が、当社、というか、鯰宮も含めて(?)参詣しており、その行啓記念樹が植えられている。

境内にはかつて「手野のスギ(てののすぎ)」というスギの巨木が生育していた。

大正13年(1924年)に国の天然記念物に指定されたが、平成3年(1991年)9月27日、台風19号(りんご台風)の被害を受けて折損し、平成12年(2000年)に指定解除された。現在も残され、参詣者も多い。

また、「白蛇の桧」がある。白蛇の神霊が宿り、時々姿を現すとされ、その白蛇を拝んだ(見た者)は運が開けると伝えられている。市指定のホオノキや高本紫溟の歌碑もある。

例祭は7月26日。「阿蘇の農耕祭事」が阿蘇神社とともに国の重要無形民俗文化財に指定されている。

【ご利益】
大器晩成、悪い運気の浄化、開運
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国造神社の御朱印