合祀した諏訪神社の獅子舞で有名な、吾妻川沿いではない論社
甲波宿禰神社(群馬県渋川市行幸田673)
[住所]群馬県渋川市行幸田673
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甲波宿禰神社(かわすくねじんじゃ、甲波宿祢神社)は、群馬県渋川市行幸田にある神社。御朱印の有無は不明。

『延喜式神名帳』にある「甲波宿禰神社(上野国・群馬郡)」に比定される式内社(小社)の論社。御祭神は速秋津彦神速秋津姫神。大水口宿禰命とする説もあるという。

創建や由緒などは不明。日本全国広しとは言え、「甲波宿禰神社」という名前の神社はこの地域にしかなく、しかもこの地域に当社以外に二社ある。渋川市川島と、東吾妻町箱島にある神社である。

また、式内社「甲波宿禰神社」の論社ということであれば、当社を除く上記二社の他、渋川市祖母島の武内神社がある。

当社以外の三社が、いずれも吾妻川に沿ってほぼ等間隔(およそ2.1キロ-2.2キロごと)に鎮座しているのに対して、当社だけは一つだけそれら三社と比較的遠く離れ、三社中最南端の川島から約6キロの南方に、吾妻川から3キロほど西へ離れた場所に鎮座している。

境内には、明治期に合祀されたと思われる神社の社名が入った石碑がある。その中に、東諏訪神社、西諏方神社があるが、これは現在、当社の例祭(4月17日に近い日曜日)に奉納される獅子舞と関係がある。

市の重要無形文化財に指定されているこの獅子舞は、行幸田中筋の村人によって組織されたもので、この中筋には二つの諏訪神社があり、関口・狩野両氏の祀る西の諏訪神社、中島氏の祀る東の諏訪神社で、もともとはこの二社に奉納するためのものだった。

明治期に東西の諏訪二社が当社に合祀されたため、その後は当社の例祭で奉納されるようになり、五穀豊穣や悪魔払いなどの祈願がなされている。

境内には多くの末社がある。

【ご利益】
水、飲み水・生活水、身体壮健など
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