明治初年の創祀、伊勢神宮別宮・倭姫宮からの譲与を受けて社殿改築
[住所]鳥取県鳥取市浜坂1318-53
[電話]0857-22-4428

鳥取県護国神社(とっとりけんごこくじんじゃ、鳥取縣護國神社)は、鳥取県鳥取市浜坂にある神社。近代社格では内務大臣指定護国神社、現在は全國護國神社會の一社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

社殿の前から日本海と、鳥取砂丘が一望でき、鳥取砂丘の最高の展望所となっている。御祭神は戊辰の役から大東亜戦争までの鳥取県出身の戦没英霊2万3477柱。

明治元年(1868年)、鳥取藩主池田慶徳が、千代川の河原に祠を仮設し、戊辰戦争で亡くなった鳥取藩士の霊を祀ったのが起源。

明治3年(1871年)、浜坂村の藩の軍事調錬場(現在の鎮座地付近)で招魂祭が執り行われた。明治12年(1880年)、鳥取市西町(現 鳥取市地方検察庁)に遷座。明治30年(1898年)には鳥取市上町に遷座した。

昭和14年(1939年)に内務大事指定神社となり、現社号に改称。昭和18年(1943年)、鳥取地震により鳥居、灯篭などが倒壊した。

戦後、昭和21年(1946年)、一時的に因伯神社(いんぱくじんじゃ)と改称した。昭和22年(1947年)、火災により社殿が焼失。昭和27年(1952年)、現社号に復称。

昭和30年(1955年)、伊勢の神宮(伊勢神宮)の別宮である倭姫宮からの譲与を受け、社殿を改築。昭和47年(1972年)、現在地に遷座した。

例祭は春季が4月22日、秋季が9月22日。

【ご利益】
国と地域の守護神
鳥取県護国神社 - 明治初年の創祀、伊勢神宮別宮・倭姫宮からの譲与を受けて社殿改築
【関連記事】
全國護國神社會とは - 全国護国神社会、靖国神社が紐帯、巡拝や御朱印収集巡りも人気
内務大臣指定護国神社 - 近代社格の一つ、一県一社の護国神社、全國護國神社會の前身
鳥取県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、鳥取県に鎮座している神社の一覧
鳥取県護国神社の御朱印