日本最大の荘園になる地に、平安期に少女の神がかりの神託で伊勢神宮を勧請
[住所]宮崎県都城市前田町1417−1
[電話]0986-23-1395

神柱宮(かんばしらぐう)は、宮崎県都城市前田町にある神社。神柱神社とも。通称はお神柱。参拝すれば、御朱印を頂ける。オリジナルの御朱印帳がある。

近代社格では県社、現在は神社本庁の別表神社

島津荘の開拓のために大宰府より移住した平季基が、万寿3年(1026年)、天照皇大神の神託を受けて伊勢の神宮(伊勢神宮)より勧請したのに始まると伝えられる。

季基が家門を建てようとして、梅北村大吉山より門柱を切り出し、片柱を500人で牽いても動かず、さらに500人増やして柱を牽こうとした時、その光景を見ていた季基の6歳になる娘がにわかに神がかって神託を得たもので、社名の由来。

以来、「島津荘総鎮守」として崇敬された。島津荘は鎌倉時代、薩摩・大隅・日向にまたがる日本最大の荘園と称された。

明治6年(1873年)5月に県社に列し、同年10月28日現在地に遷座した。周辺は神柱公園として整備された。旧鎮座地は市内梅北町で、その跡には黒尾神社が遷座している。

戦後は神社本庁に参加し、昭和51年(1976年)7月1日にはその別表神社とされた。

天照皇大神と豊受姫大神を主祭神とし、左座(向かって右側)の天津彦火瓊々杵命天手力雄命、右座(同左側)の天津児屋根命万旗秋津姫命天太玉命と、5柱の神を相殿に祀る。

また、境内末社の神門神社は櫛磐窓神・豊磐窓神を、基柱神社は菅原道真と平季基を祀る。

大鳥居は鉄筋コンクリート製で、かつては日本一を誇った。高さ25メートル、柱廻りは8.9メートル。偏額の大きさが軽自動車くらい、とされている。

例祭は10月29日。7月9日に献燈祭(六月灯)が行われ、「おかげ祭り」の名で知られる。市最大の祭典の一つ。

【ご利益】
安産、厄除け・厄祓い、商売繁盛、交通安全など(公式HP
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神柱宮の御朱印