稲荷神社系、太田道灌に由来するも、徳川以前の創建1000年超の古社も
江戸三森(えどさんもり/えどさんしん)とは、江戸期に「森」の字を共有する社名を有する代表的な三つの神社の総称。三社ともに稲荷神社系であり、江戸開拓の祖ともいうべき太田道灌が定めたもの。道灌七稲荷、江戸七森、江戸八森、江戸廿一森などの呼び方も存在するが、いずれも「江戸三森」が含まれ、基盤となる。
道灌以前の天慶の頃(938年-947年)の平将門の乱で、藤原秀郷が戦勝祈願したり、その神恩に感謝して創建したものなど、武蔵国における将門ゆかりの古社で、聖地としての歴史は1000年を超えるものも含まれる。
つまり、三社とも最盛期は江戸期とはいえ、徳川家による江戸整備以前の、近世に突入していない中世における神々に触れられる、現在の東京では貴重な神社三社と言える。
いずれも御朱印を頂けるため、古き良き東京を味わえる絶好の御朱印収集コースともいえる。
類似なものに、東都三森社がある。江戸三森とは二社が共通しているが、柳森神社に代わり、麻布氷川神社を入れる。麻布氷川神社も、やはり「森」として崇敬されてきた。
[説明]明暦の大火乗り越え江戸期に興隆
[住所]港区新橋2-15-5
[電話]03-3591-7865
[説明]3年に一度の大神輿渡御が有名
[住所]中央区日本橋堀留町1丁目10-2
[電話]03-3661-5462
[説明]五代将軍母ゆかり“御狸様”の信仰
[住所]千代田区神田須田町2-25-1
[電話]03-3251-6422
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道灌以前の天慶の頃(938年-947年)の平将門の乱で、藤原秀郷が戦勝祈願したり、その神恩に感謝して創建したものなど、武蔵国における将門ゆかりの古社で、聖地としての歴史は1000年を超えるものも含まれる。
つまり、三社とも最盛期は江戸期とはいえ、徳川家による江戸整備以前の、近世に突入していない中世における神々に触れられる、現在の東京では貴重な神社三社と言える。
いずれも御朱印を頂けるため、古き良き東京を味わえる絶好の御朱印収集コースともいえる。
類似なものに、東都三森社がある。江戸三森とは二社が共通しているが、柳森神社に代わり、麻布氷川神社を入れる。麻布氷川神社も、やはり「森」として崇敬されてきた。
烏森神社
[説明]明暦の大火乗り越え江戸期に興隆
[住所]港区新橋2-15-5
[電話]03-3591-7865
椙森神社
[説明]3年に一度の大神輿渡御が有名
[住所]中央区日本橋堀留町1丁目10-2
[電話]03-3661-5462
柳森神社
[説明]五代将軍母ゆかり“御狸様”の信仰
[住所]千代田区神田須田町2-25-1
[電話]03-3251-6422
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