平将門への貢物の小豆を積んだ船が沈没した地、6月15日に餅つき祭を執行
[住所]東京都板橋区小豆沢4-16-5
[電話]03-3965-6097

小豆沢神社(あずさわじんじゃ)は、東京都板橋区小豆沢にある神社。御祭神は国之常立神(くにのとこたちのかみ)他16柱。御朱印の有無は不明。

康平年間(1058年-1065年)、源義家の勧請と伝えられる。江戸時代には十二天社と呼ばれ、小豆沢村の鎮守だった。明治2年(1869年)、現社号に改称。

小豆沢の地名については、平将門の時代、つまり天慶年間(938年-947年)の頃、当社鎮座地の台地下の入江(荒川の昔の河道)に停泊中の船が嵐に遭い、小豆を積んだ袋が流失したことにちなむと伝わる。

小豆は、将門への貢物だったとも、入り江の元の名は七七子崎だったとも。平将門ゆかり

また、上流から漂着した米を腐らないうちにと食べたことを、裁判で評価され、祝いの小豆飯を炊いたことによるとも。現在、この故事にちなみ、毎年6月15日に餅つき祭が執り行われる。

二の鳥井脇の「スダジイ」が当社の御神木。南の道路側へやや傾斜し、幹の内部が空洞化しているが、樹勢は良好。平成6年度(1993年)に区の天然記念物に登録された。

【ご利益】
五穀豊穣・財運
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