遺品館では戦没者の遺品約4000点が展示、樹齢200年のモチノキが御神木
[住所]静岡県静岡市葵区柚木366
[電話]054-261-0435

靜岡縣護國神社(しずおかけんごこくじんじゃ、静岡県護国神社)は、静岡県静岡市葵区柚木にある神社。近代社格では内務大臣指定護国神社、現在は神社本庁の別表神社全國護國神社會の一社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

明治維新から太平洋戦争に至る静岡県出身の英霊約7万6000柱を祀る。社務所の二階は遺品館になっており、戦没者の遺品約4000点が展示されている。

明治32年(1899年)11月13日、「共祭招魂社」として静岡市北番町に創建された。昭和14年(1939年)4月1日に現社号に改称し、昭和17年(1942年)10月8日、現在地に移転遷座した。

戦後、昭和21年(1946年)に「靜霊神社」と改称したが、昭和28年(1953年)には現社号に復称。

平成10年(1998年)10月22日・23日に御鎮座百年奉祝大祭が斎行された。

境内には御神木として、モチノキがある。推定樹齢200年、高さ20メートル。元々沼地だった社地を埋め立て整備して遷座したため、背景の山を含め樹木は全て植林されたものだが、社殿後背にあたり社殿の中心線の山際に1本だけ元々自生していたもの。

例祭は秋季のみ、10月22日・23日で秋季慰霊大祭として執行。22日には西部、23日には東部の遺族崇敬者と各界代表者の参列がある。8月13日-15日には万灯みたま祭がある。例年約1万8000灯の献灯がある。

境内の一部は柚木公園となっており、毎月最終土・日曜には正参道が「骨董蚤の市」、第1・3日曜日は「フリーマーケット葵市」の会場としてもにぎわう。春と秋には「ARTS&CRAFT静岡手創り市」も開催される。

【ご利益】
身替りの神として日常生活のすべてに恵みを与える(公式HP
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